たまたま広告配信を見つけて無料分を読んだ。
5巻まで。
「薔薇のために」吉村明美さん。
懐かしい。
ちょっと前にこの人の別作品のことを思い出して、
探したけど見つけられなかったんだよね。
吉野と苗字を間違えて覚えててそれで検索してたわ。
作品がどれも切り口が普通の少女マンガとは違ってて、
好きでした。
「薔薇のために」
ざっくり言って祖母と暮らしていた女の子が、
祖母が亡くなって天涯孤独に。
そこで死んだと聞かされていた母が実は生きていていることが判明。
その母が住む家を訪ねたところからはじまる話。
そこには異母兄弟が暮らしていた。
この家族の人たちが誰一人として普通じゃない。
そこで起こる様々なでも大きくはない日常のあれやこれや。
今読んでも面白かった。
発売当時に単行本で読んでたけど、内容を細かく覚えてはいなかったから、新鮮。
マンガは見つかると親に捨てられるから、
どうしても凄い欲しいものしか買わないようにしてたんだよね。
だから好きだけど、持ってはいない。
そういう面では今の電車書籍は便利だね。
それでも私は持つなら本がいいけど。
今、読んでもかなりぶっ飛んだ設定。
家族の関係性だと思う。
内容もある意味今のほうが凄いなぁと思う。
以下はネタバレ有り注意!
ホモあり近親相姦あり。
でもドロドロしそうな話なのに主人公の正確からなのか、なんというか嫌な感じはない。
女の子の切ない恋愛マンガ。
展開が早くて次はどうなるんだろ?と思わせる。
以前読んだことがあっても、年齢や立場が変わると見えてくるものや、感じ方が違ってしまうから。
前は面白かった作品が、なんだコレ。となることもあるけど。
これは今でも面白い!
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