2009年11月18日(水)
毎日新聞
時代を駆ける倉本聡3から。
アイヌの菅野茂先生の言葉
「アイヌはその年の自然の『利子』の一部で、
食うこと住むことも、着ることも全部やってきた。
今の人間は自然という『元本』に手をつけている。
『元本』に手をつけたら、『利子』がどんどん減ることを、
これだけ経済観念が発達した日本人になぜ分からないのか」
今の日本人は、
「足るを知る」という言葉を、
忘れている気がするなぁ。
発達や前進。
今の日本を作ってきた。
がむしゃらに前に進む気持ちは、
もちろん大切なのだろうけれど、
何か大切なことを捨ててきてしまったような。
そんな気がしないでもない。
[0回]
PR