「いただきし朝採り胡瓜三本を瓦礫ばかりの紙面がつつむ
8月1日 山梨文芸短歌
河野さん選。
12月7日の新聞。
「震災詠に求められるものは」から。
何気ない日常を読みながらも、
震災の悲惨さを強く訴える短歌だなぁ。
そう思って印象に残りました。
短歌は無力か?と言う問いに、
その問い自体がおかしい。
無力でも、
それぞれの心の記憶として、
読んだらいい。
という識者の言葉もいいね。
小説や短歌、
芸術はこういう時に何ができるか?
良く問われるけれど、
何もできなくても、自分のためだけに、
やりたいことをやって良いと思うの。
もちろん常識的に許される範囲でね。
自分を支えるために、
書(描)かずにいられない。という思いは、
そうせざろう得ない人たちには、
必ずあるものだから。
[0回]
PR